ヘーレンフェーンでの現況!
小林祐希選手がジュビロ磐田からオランダのヘーレンフェーンに移籍してしばらく経ちました。 小林祐希選手は元々非常に攻撃的な攻めのスタイルのサッカーをする選手でしたが、ヘーレンフェーンではトップ下のボランチとして、中盤のかなめを担っています。
自分が点を取りに行く事にこだわる性格でもあったのですが、プレーを通して攻撃だけでなく、守備もしっかりと出来る選手だという事を証明して見せました。 今ではレギュラーにも選ばれ、チームに欠かせない選手としてしっかりと認められています。海外のチームに所属してプレーするサッカー選手は日本人にも増えてきましたが、日本にいる時と同じように活躍できる選手はなかなかいません。
言葉の壁もありますし、残念ながら人種差別的な見方もまだ残っています。そういった見えない壁を乗り越えて、あるいはけ破るように壊して越えて行く選手もいます。精神的な強さをしっかりと持ち、プレーを通して周囲との関係を築き上げることのできる選手に成長したようです。
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オランダでの小林祐希選手のイメージは…
日本にいる事の小林祐希選手はどちらかというととがったイメージを自分で作り上げていて、周囲とうまくやろうという意識よりも自分の活躍の方が大切で、少し浮いているような印象を持たれてもおかしくない選手でした。 自分が点に入れる事にこだわり、周囲の人のアシストや、チーム全体の利益を考える事は苦手な選手だと思われていました。 今では経験を重ねたことで徐々にプレースタイルも変わってきて、自分だけで点を取りに行くのではなく、周囲の選手をうまく動かすということにも目が行くようになってきています。
小林選手が海外に行って、しかも日本人にあまりなじみのないオランダでどんな選手生活を送るのか不安視する人もいましたが、積極的に言葉を覚えようと努力しているし、プレー以外でのチームメイトとの関係づくりも積極的に行っているようです。 そのような姿勢はサポーターにもきちんと伝わっていて、彼を応援する声も聞こえてきています。
小林祐希選手はヘーレンフェーンと3年契約を結んでいます。 オランダに3年間いて、プレーすることを決めていて、ヘーレンフェーンというチームを作り上げる使命も感じているので、既に第一線で活躍しているチームメイトはもちろんですが、自分より若くてまだ表舞台で活躍していない選手とも積極的に関わりを持とうとしています。
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サッカー選手はケガも多く、一緒にプレーする選手は毎回必ず同じと決まっているわけではありません。レギュラー同士だけでなく、控えの選手や今から成長してチームの支えとなるような選手にもきちんと気を配り関係づくりができる大人の人間になったのは、やはり海外でプレーし始めたことが大きく影響しているのでしょう。
小林祐希選手の成長は攻撃的ミッドフィルダーとしてのプレーの広がりだけにとどまらず、チームの全体に気を配れる人間としての成長も著しく、非常に注目に値します。
◆小林祐希(こばやし・ゆうき)
3歳から 1992年(平4)4月24日、東京都生まれ。血液型O。3歳からサッカーを始める。
◆サッカー経歴
東京Vユース時代の10年、2種登録でトップチーム入り。11年に当時フランス2部のディジョンの練習に参加。12年にはクラブ史上最年少の19歳で主将に就任。同年7月、当時J1の磐田へ期限付き移籍し、13年から完全移籍した。磐田移籍当初はボランチで、14年秋の名波監督就任後にトップ下へコンバートされた。利き足は左。強烈なキック力があり、FKやCKのキッカーも務める。名波監督は「蹴った時の音がいい」とかつて日本代表の10番を背負っていた稀代の名プレーヤーも評価する新星なのです。
16年の8/12にオランダリーグのヘーレンフェーンに完全移籍することを果たし、9月10日のFCトゥウェンテ戦でオランダデビューを果たして、現在日々奮闘です。
こちらから小林選手の日本代表初ゴール動画も確認できます!
引用元:https://youtu.be/WFYTXEn82S4