JRAの藤田菜七子(ななこ)騎手、5勝目達成
藤田菜七子騎手(19)が10/9、東京6Rをラミアカーサで勝ち、JRA通算5勝目を挙げた。後方5番手から外を回って追い込み、ゴール前で鼻差差し切った。中央では5月28日以来の勝利に「(勝敗は)全然分からなかったです。馬が、よく頑張ってくれました」。馬を止め、周囲の祝福を受けてました。
先月21日には名古屋で自身初の1日3勝をマークしたが、「ずっと勝つことができなくて、苦しかった。私は中央の騎手。やっぱり中央でも勝てなきゃ」と複雑な思いを抱えていた。「自分の馬が一番強い。そう思って乗ろうと」との原点に立ち返り、道中は動かさず馬なり。中団後方から上がり34秒9の末脚を引き出した。小島茂師も「技術うんぬんより、落ち着いている」と評価した。ウイナーズサークルではカメラ、色紙を持ち、押しくらまんじゅう状態のファンに出迎えられた。「これをまた、次の1歩にしたいです」。また1つ壁を乗り越え、今後に目を向けています。
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藤田菜七子騎手が見せた初々しい武豊騎手との対面動画はコチラ!
引用元: http://youtu.be/4BVHUtkX6ig
師匠の根本調教師の評価と今後の展開は…
師匠の根本康広調教師がさらなる飛躍に太鼓判を押しており「女性には女性特有の追い方というのがある。本当の筋力はトレーニングより実戦でつくものだし、変わるのはこれからだよ」とまずは周囲の“雑音”を一蹴しています。さらに続けて「ムチの手綱さばきに課題はあるが、新人の子が初めて乗る馬で結果を出しているのだから立派。多くの騎手や先生からアドバイスをもらえるのも彼女の人徳だと思うし、自分に合うスタイルをこれから見つけていくはず」と今後を見据えています。
さらには菜七子騎手をバックアップするサークルの輪が大きく広がっていることも見逃せないところです。ここまでのJRA52戦のうち、所属の根本厩舎での騎乗はわずか6鞍。一方で他厩舎からの騎乗依頼は多く、6週間で28厩舎を数えます。もちろん、師匠の根本調教師の人脈や尽力は大きいし、過去のJRA女性ジョッキーはあまりチャンスを与えられなかったこともあるのだろう。ファンだけでなく多くの厩舎関係者が菜七子の成長を期待している状況でもあるようです。
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あの有名人も初勝利に祝福!
またフジテレビ系競馬番組「うまズキッ」に出演中のAKB48の小嶋陽菜さんはこの日、JRAでは16年ぶりとなる新人女性騎手・藤田菜七子(18)騎手が浦和競馬で初勝利を挙げたことを聞くと、「私も埼玉出身なので、浦和で勝ってくれてうれしい」と同郷の選手の活躍にと大喜びの模様です。続けて「顔も私好みで応援しているので、次はぜひGIをとってほしい」と笑顔で騎手としては最高峰のレースでの勝利期待してました。
こちらから菜七子騎手騎手が躍動した初勝利動画が見れます!
引用元:http://youtu.be/lZnQQmZMUtU