久保裕也選手が移籍したヘントとは…
欧州サッカーのベルギーリーグのKAAヘントに移籍した日本代表FW久保裕也が2017年1月26日、新天地で新しい船出を飾っています。
クラブ史上初の日本人選手となった久保裕也(くぼゆうや)選手は「ヘントはポゼッションをするチームで、魅了的なサッカーをしていると思います。自分がもっとサッカーの面で成長できると思ったのと、成長したいという思いが強くてここにきました。スイスよりハイレベルなところでプレーしたかった。個人的にもこのチームでプレーできれば、伸びる可能性がすごくあると感じたし、代表に繋がると思いました」と移籍理由をコメントしてます。
KAAヘントの会長は久保裕也(くぼゆうや)選手の獲得を「この移籍が実現してとても誇りに思うよ。クボのクオリティを確信している」とコメントして「商業的な理由ではない」と断言し、即戦力としての補強を強調しており、会見中には久保裕也(くぼゆうや)選手に対して「ユウヤ、君は成長するためにきたと言っているが、僕らは君がチームを成長させてくれることも望んでいるよ」と語り笑いを誘うと、これには久保選手も「もちろんです。まずチームのためにプレーして、その先に個人の成長があると思うので」と見事な掛け合いで切り返していました。
ヘントのディレクターは「クボはキャリアの次のステップとしてベルギーが最適と見ていた。まだドイツなどの主要リーグで戦うには早いと知っていて、キャリアの計画をしっかり立てている。1月の初めから交渉を始めたが、中旬頃に別のベルギーのビッグクラブが突然興味を示してきた。そのクラブが彼の代理人に連絡をとっていたようだが、ユウヤはヘントを選んでくれた」と移籍の裏話を明かしています。
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また移籍金はクラブ史上最高額と報道され「プレッシャーは感じていないですけど、それだけの期待はされていると思うので、責任は感じています」と心境を語っています。
新天地での背番号は「31」に決まりプロ生活をスタートさせた京都サンガF.C.やヤング・ボーイズでも着用した馴染みの番号を自ら望んだという久保裕也(くぼゆうや)選手は「日本でキャリアをスタートしたときが31だったので、縁起がいいからです」と背番号の理由を説明しています。
また地元ベルギーのファンには「チームの勝利のためにできる限りのプレーを全力でするので応援して欲しいです」と呼びかけ、日本のファンには「ベルギーで僕が活躍して日本にいいニュースを届けたいです」と活躍への抱負をメッセージしてます。
デビュー戦で大活躍の久保選手は…
◇ヘントでのデビュー戦で初ゴール!
ベルギーリーグのヘントでクラブ史上最高額の移籍金に見合うような華々しいデビューとなった久保裕也(くぼゆうや)選手。
周りからパスを受けてゴールを決める、そんな印象の久保裕也選手ですが初得点がフリーキックというのは少し意外かもしれない。それは元ガーナ代表のキャプテンDFナナの存在が大きかったようです。
キャプテンのナナは、
「ミリがいなかったので、サイモン、カル、久保が責任を背負う(蹴る)のがいいと感じた。 キャプテンとして、僕は(キッカーを)決めなければいけなかった。 自分の直感は久保だった。そして、彼は美しくボールを曲げて決めたよ」と当時の心境を語ってます。
今後、久保裕也(くぼゆうや)選手の活躍が日本代表にも活きて還元されるので、さらなる飛躍を期待したいですね。
◇KAAヘント
KAAヘント (オランダ語: Koninklijke Atletiek Associatie Gent) は、ベルギー・ヘントのサッカークラブである。2015-16シーズンはジュピラー・プロ・リーグ(1部)に所属。ニックネームの「バッファロー」は、1913年にバッファロー・ビルと彼のサーカス団がヘントを訪れたことに因む。クラブ名のKoninklijkeとは「王立」の意味です。
久保裕也選手がヘントデビュー戦で決めたFKゴール動画が見れます。
引用元:https://youtu.be/14cGEq39CnM
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