サッカー・リオ五輪男子のアジア最終予選で22日ドーハで準々決勝が行われ、日本はイランを延長戦の末に3-0で勝利を収め、4強入りを達成!
26日の準決勝に勝てば、1996年のアトランタ五輪から6大会連続の五輪出場が決定します!
準々決勝のもう1試合は、開催国カタールが北朝鮮を2-1で下し、準決勝に進出を決めました。
■イラン戦の手倉森監督の戦略とは…
背の高いイランに対して、「ヘディングの強い選手を使った」と、前戦から先発を8人入れ替えて臨んでいます!
相手の攻撃に耐える展開が続いたが、守備に信頼を置く監督ははなかなか交代のカード切りませんでした。
しびれを切らしそうな展開が続き、82分にようやく浅野選手を投入、88分には「残り時間はウォーミングアップ・延長で決めてこい!」
と豊川雄太選手(ファジアーノ岡山所属)を送り出しました!
その豊川選手が延長前半95分、室屋選手からのピンポイントクロスに対して、相手のセンターバックの背後から抜け出し、得意の頭で完璧合わせて値千金の決勝ゴールを挙げます!
本人は試合後に「監督に選んでもらったから。結果を残さなければいけない!」思わず顔をほころばせ、監督への信頼関係があることを伺わせるようなコメントを残しています!!
この豊川選手は年末に実施された沖縄合宿などを踏まえ、最終の「残り2枠」のメンバーに滑り込んだ男なのです!監督の起用に応えた豊川選手も含めて、日替わりヒーローの存在が、チームの勢いをさらに加速させそうですね。
スポンサーリンク
■中島選手 覚醒した2発
ポイントゲッターの一人の中島が、日本に貴重な追加点をもたらした。相手の疲れが見えた延長後半の108分、左サイドのペナルティーエリア付近からゴール右隅に鮮やかなミドルシュートを決めると、2分後にもほぼ同じ位置から豪快に叩きこんだ!
本人曰く「なかなかあの位置でボールを持たせてもらえなかったが、持った時は迷いなく打てた」と振り返り、「感覚を取り戻した!次につながる」と納得の表情をして次の一戦を見据えています!