ロボホンとユーザーの関係性…
『ロボホン』は、音声通話、メール、カメラ、液晶タッチパネルなど、既存のスマホ機能の大部分があり、音声対話によって簡単に操作することができます。
また、LTE/3G、Wi-Fi、Bluetooth、GPS、顔認識・音声認識にも対応しています。
さらにフォーカスフリーの超小型レーザープロジェクターを内蔵していて、画像を投影することができます。
こうして、従来のスマホとして使っているうちに、やがてロボットスマホならではの新しい使い方が生み出されていくのだと考えています。
気になる疑問:ユーザーと『ロボホン』の会話はどのように行うのですが?
高橋氏は「クラウドによる音声認識」で会話されると回答しており、
『ロボホン』を手にした途端に会話が弾み、友だち関係になるとは思っていないそうです。
日常的に音声認識を使うことでユーザー情報を蓄積し、よりひとりひとりにマッチした情報やサービスを返すようになるイメージだそうです。そして信頼関係みたいなものが徐々に芽生えてくる関係性がロボホンとユーザーの向き合い方かと考えられます。
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シャープ社の販売戦略とは…
シャープ社は今後ロボホンの特徴である手足の動作やプロジェクター、音声認識機能を生かしたさまざまなコンテンツやサービスを提供し、他社スマホと一線を画す狙いであるそうです。
すでにリクルートやカドカワ、るるぶDATAなどがパートナー企業として名乗りを上げているそうなんです
スマホ業界に詳しい専門家はロボホンについて、
「シャープが息を吹き返すきっかけになるとまでは言えないが、
チャレンジ精神を失っていないことを示せたという点で大きい」と前向きに評価しているようです。
海外でもアメリカの通信大手・T-Mobile のジョン・レジャーCEOが自身のツイッターで
「なんでこのロボットスマホは日本にしかないの!? 欲しいと思っているのは僕だけじゃないはず」とロボホンに興味を示しています。
人型ロボットの開発では、ソフトバンクが2015年6月に発売した「ペッパー」が先行しています。本体価格は20万円程度だが通信サービスや保証パックに加入すれば支払い総額は100万円を超える状況ですが、毎月1000台の一般販売枠は1分で完売するなど人気を博している。
ロボホンの開発に携わった高橋氏は「ペッパーの発売により、一般の人がロボットを購入するという認識が一気に広がった。いくつかあるロボットの中からロボホンを選んでもらえたら」と話しています。
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ロボホンが担う、液晶戦略からの進化とは…
ただシャープ社の置かれた状況は相変わらず厳しい状況なんです。
2014年度は2223億円という巨額の最終赤字を計上しており、
2015年度も第1四半期で営業利益が287億円の赤字となり液晶など主力事業の構造改革は待ったなしの状況です。
そうした中で今後の屋台骨として期待が高まっているのがコンシューマーエレクトロニクス分野だ。
このうち携帯電話と白モノ家電は、いずれも2014年度に約160億円の営業利益を計上しています。
複合機などのビジネスソリューション分野とともに、シャープでは数少ない黒字部門となっており、
長谷川専務が陣頭指揮するコンシューマーエレクトロニクス分野が今後のシャープの屋台骨となりうるか期待したところです。
ロボホンの売れ行きが、今後シャープ社にとって重要な位置付けであることは間違いないようです!
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ロボホンのイメージムービーが見れます…
下記からイメージムービーが見れます!