高橋氏プロジェクト参加までの経緯は…
シャープの長谷川祥典・代表取締役専務執行役員は「携帯電話がタッチ操作機能で進化を遂げたように、ロボホンの愛らしい姿や動き、音声対応インターフェースによって、電話のあり方が変わる」と自信を見せている模様です。
ロボホンはシャープとロボットクリエイター・高橋智隆氏が共同で苦労しながら開発した最先端のモバイル型ロボット電話です。
シャープは高橋氏が開発を手掛けたパーツ組み立て週刊誌「ロビ」(デアゴスティーニ・ジャパン刊行)の大ヒットを見て、2年半ほど前に声をかけたことから、プロジェクトがスタートしたそうだ!
フォルムは生みの親が同じであるだけに、ロボホンの外見はロビを彷彿させているのですが、本人曰く「ほかのメーカーさんからもお声がけはあったが、開発のビジョンが一致し、大規模に販売していけるシャープさんと意気投合した」とタッグを組んだ経緯を話しています。
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高橋氏のロボホンへの熱い想いとは…
現在のスマホは既に完成形に近く、もはや大きな不満の無い状態だと感じています。でもそこで進化が止まってしまうとパソコンや液晶テレビのように、産業としての価値が低下してしまうと考えます。
では次世代のスマホはどうあるべきか。メガネ型なのか、腕時計型なのか。
高橋氏は小型のコミュニケーションロボットこそ、既存のスマホを超えられる情報端末になると考えています。
『ロボホン』の特長は、「電話である」「人のカタチ」「ポケットサイズ」の3点であるそうです。
ロボットを「ロボット専門店で買い、家計からロボット費を捻出し、今の暮らしの中に介在させる」ことは、
一般の人にとってとても大きな障壁です。
「電話」とすることで、なるべくスムーズな普及を狙っています。
次にスマホの行き詰まりは、「音声認識」を皆さんが使ってくれないことが要因だと高橋氏は考えています。
私たちは金魚やクマのぬいぐるみにすら話しかけることからも分かるように、スマホが四角い箱であることが問題なのです。
『ロボホン』は、人のカタチと動作によって、ユーザーは親しみを感じながら自然な会話ができるのではないかと考えています。
また、ロボットは、「一家に1台」家庭用ロボットが家の中にいて家族で共用する、という「固定電話」的な過程を経ることなく、最初から「1人1台」のパーソナル端末になると考えています。
その為個人が常時持ち歩けるサイズを追求して開発につながっていったそうなのです。
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ロボホンのイメージムービーが見れます…
下記からイメージムービーが見れます!
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