柴崎岳選手への評価を絶賛!
海外志向の強い司令塔が、世界にその存在を強烈にアピールし、就任1年目で世界一に輝いたレアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン監督も鹿島アントラーズの健闘を絶賛してます。
クラブW杯決勝(18日、Rマドリード4-2鹿島、横浜国)初出場で決勝に進出したJ1王者・鹿島(開催国枠)は敗れたものの、MF柴崎岳選手が2点を挙げる活躍をしています。準優勝の鹿島は先発11人分の年俸にほぼ相当する賞金400万ドル(約4億6000万円)を手にしたが、逃した偉業の大きさが、ほんの少しの満足感を塗りつぶしており“白い巨人”を延長まで追い込んだ鹿島アントラーズだったが、最後に力尽きた。主将のMF小笠原選手は「俺らは結果を求めてやって来た。勝てなくて残念」とうつむき、石井監督は「ものすごく悔しい」と偽らざる思いを口にした。
今回の大会ではJリーグ年間勝ち点3位から世界2位まで登り詰めており、試合に出場した柴崎岳(しばさきがく)選手は「歴史には優勝したレアルの名前が残るだけ。自分たちの名前を刻みたかった」と言い、昌子源(しょうじげん)選手は「レアルに勝った鹿島として覚えられたかった」と唇を噛んでいましたが、“カシマ”の名は確かに世界に轟いるのは間違いないです。
◇まばゆい輝きを放ったゴールシーン!
鹿島のMF柴崎が鮮烈な2ゴール挙げており、一時は勝ち越しとなる一発で欧州王者を本気にさせ、スタジアムのボルテージは最高潮に達しました。
1点目は0-1の前半44分。FW土居選手の折り返しをトラップし、その後左足で突き刺しています。さらに後半7分だ。中央から左に流れ、相手選手4人を置き去りにして強烈な左足シュート。相手GKの必死の横っ跳びも及ばずゴール左下に見事に吸い込まれました。
「いい形で抜け出せた。左足に自信がないわけではなかったので、思いっきり打てた」とゴールシーンを柴崎岳選手は振り返っていた。
さらに世界が予想だにしなかった2ゴールが、レアルマドリードを本気にさせた。「雰囲気、表情、目つきが変わった」とDF昌子源選手が振り返ったように、わずか8分後の後半15分にPKからFWのC・ロナウド選手に同点とされ、後半の大半は猛攻にさらされた。ただ、昌子選手は「本気を引き出せたのは良かったが、それが目標ではない」。目指したのは純粋に勝利だけだったそうです。
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柴崎岳選手は優秀選手賞に輝き、海外評価や反応も注目度アップ!
柴崎岳選手は、優秀選手賞にも輝き、表彰台では、C・ロナウドにお尻をたたかれ健闘をたたえられる場面あり、いつもクールな柴崎もこのときばかりは目尻を下げていた様子でした。世界に強烈なインパクトを与えても、歩みを止めないようで「2位も最下位も一緒。悔しさが残る。大変なのはこれからで、また挑戦できるように頑張りたい」とあくなき向上心が次なる目標をかき立てています。
昨オフにはかねて望んでいた欧州移籍を画策。フランクフルト(ドイツ)と交渉したが、最終的に折り合いがつかずに鹿島アントラーズに残留した経緯があります。
ただ今回の活躍で欧州各クラブが関心を高めており、1月の移籍市場ではビッグクラブからのオファーも期待されます。 具体的なオファーはこれから来ると思われますが、イタリア専門紙は「偉大な才能の持ち主であると証明した」と報じ、スペイン紙は「鹿島の宝石」との見出しを立て「決勝でのプレーは世界中の技術部長たちの目に留まったはずだ」と高く評価してます。
柴崎岳選手にスペイン2部エルチェやヘタフェから関心を寄せられているものの、柴崎選手サイドは海外移籍の第一歩として成長が望める環境を重視しドイツを軸に絞り込んでいるそうです。昨冬にはEフランクフルトと接触したが、今回はさらにシャルケやマインツなども注目しているという噂が上がっています。また即戦力として入れるチームも念頭に入れており、現在昇格圏内につける2部シュツットガルトやハノーバーなども新天地の候補として挙がっているようです。
またクラブは1月の新体制発表会見でOBのジーコ氏らがつけた「10番」を与え、クラブ草創期に在籍したジーコ氏の激しい闘争心はいまもしっかりとチームに受け継がれています。もちろん、柴崎岳(しばさきがく)選手にもです。36戦無敗の絶対王者をあと一歩まで追い詰めたのも柴崎岳(しばさきがく)選手自身の移籍のため、そして何よりチームの勝利のためであった気がします。
今後、鹿島の10番である「SHIBASAKI」の名は、今冬以降の欧州移籍市場の目玉となるに違いなく、海外移籍を実現させたとしても、移籍先で飛躍してサッカー日本代表の主力として還元してほしいところです。
柴崎岳選手がレアルマドリード戦で挙げたゴール動画が見れます。
引用元:https://youtu.be/W11dVehEeik
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