宿敵韓国を倒しての優勝!
現地時間1月30日に行なわれた決勝で、日本が韓国に3対2の逆転勝利で優勝し、フェアプレー賞も受賞して幕を下ろしたAFC U-23選手権。準優勝に終わった韓国のシン・テヨン監督は、この日の試合を振り返り、今大会の自チームも分析しています。試合は韓国が後半途中まで2点のリードを奪う苦しい展開に。手倉森誠監督は60分に大島僚太を下げて浅野拓磨を投入します!
すると67分、日本は矢島慎也のアシストから浅野が決めて1点差とすると、その直後には矢島がネットを揺らしてあっという間に同点とする。そして最後は81分、浅野がこの日自身2点目を挙げて決勝弾をマーク。日本が2点ビハインドからの逆転劇を披露し、アジア王者の座を勝ち取ったのだ。
シン監督はAFC(アジアサッカー連盟)の公式HPに対し、「日本の選手交代が試合を変えたのは事実だ。その点で、私は日本の監督に敬意を示したい」「彼は試合を一変させる手腕を発揮した」とコメント。采配を的中させた手倉森誠監督を称賛しています。
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相手監督の評価とは…
一方でシン監督は「我々に問題があったとは思わない。このチームには大きなポテンシャルがあると思うし、今よりも上手く、柔軟にプレーすることもできるようになる。世界の舞台でも、同じ戦い方をしていきたい」とリオ五輪を見据ています!
シン監督はまた「今大会、このチームは非常によく戦ったと思う。我々は退屈なサッカーを一切しなかった。常にパスサッカーを展開し、選手たちは素晴らしいパフォーマンスを見せた」とメンバーを称え、「今日は敗れたが、大会を通じていい仕事ができたと思う。リオ五輪の切符を手にしたので、目標は達成した」とコメントしています。「チーム全体と技術レベルを向上させなくてはならない。今日のような状況は、五輪のような舞台では避ける必要がある。最も大きな課題は、守備の安定性だ」と、解決すべき点を提示しているようです!
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