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オススメの軽量ノートPCの比較と安さは…

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オススメのノートPCのポイントは…

よく喫茶店等で仕事をするビジネスマンを見かけるが、最適なモバイルPCはどのメーカーなのか探ってみました。

ポイントは
1.軽さ(持ち運びやすい)
2.駆動時間が長い
3.画面サイズ(一貫性に優れる)
4.2 in 1(PC & タブレット兼用)
5.端子(プレゼン用等に対応可能な外部出力)
の5点を挙げます。

スマホやタブレットの台頭で〝不要論〟すらささやかれたモバイルノートパソコン。しかし、働き方改革でオフィス以外での業務が重視されるようになり、生産性の高さが再評価されつつあります。

メールを効率よく作成・返信するにはキーボードが不可欠でタブレットだと、外付けキーボードと接続する手間がかかり、すぐに作業に取りかかれません。USBメモリーとの接続や外部プロジェクターなどへの映像出力も、端子が多いパソコンのほうが圧倒的に有利です。

仕事の効率を大きくアップさせるためには、どんなモバイルパソコンを選ぶべきなのでしょうか?
CPUはCore i5以上、メモリー4GB以上、ストレージ256GB以上のハイエンドモデル6機種の使い勝手を比べてみました。

◇「軽さ」と「駆動時間」が優れるのは…
モバイルパソコンで最も重要なのが、持ち運びしやすい軽さと、電源がなくても使える駆動時間の長さの両立がポイントです。この点で頭一つ抜けるのが「FMV LIFEBOOK UH90」(富士通)と「dynabook V82」(東芝クライアントソリューション)。FMVは913g、dynabookは1・099㎏と軽量でありながら、いずれも駆動時間は約17時間と非常に長いです。続くのが「ThinkPad X1 Carbon」(レノボ・ジャパン)と「レッツノートXZ」(パナソニック)。どちらも重さは約1.1㎏、駆動時間は長めの約15時間であり、「LAVIE Hybrid ZERO HZ550」(NECパーソナルコンピュータ)は831gと、軽さでは優位に立つものの、駆動時間は約10時間と短いのが難点です。「MacBook Pro 13インチ」(アップルジャパン)は、重さ1・37㎏、駆動時間は約10時間とどちらも劣るります。


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各ノートPCの特徴は…

◇画面サイズはどうか。
最も大きいのがThinkPadで、本体サイズは13型と同等ながら、挟額縁設計で14型の液晶を積み、ワイド感があります。画面が大きいぶん、エクセルの作成など細かな作業がしやすいのが利点です。

FMV、MacBook、LAVIEはいずれも13・3型。MacBookの解像度だけが2560×1600ドットと高く、その他はフルHDです。dynabookは本体サイズに対して小さめの12・5型。レッツノートが最も小さく、12型でコンパクトではあります。

◇プレゼン等可能な端子の充実さは…
最後に端子の充実度を見る。最も数が多いのはレッツノートで、USBメモリーやマウスなどを直接接続できる通常サイズのUSB(Type‐A)が3つ、小型のUSB(Type‐C)が1つ。さらに映像出力端子のHDMIとアナログRGB、有線LANポートも備えます。dynabookもレッツノートと同じ種類の端子に対応するものの、本体にあるのはUSB(Type‐A)とUSB(Type‐C)が各1つだけで映像出力や有線LANとは、標準で付属するアダプターを介して接続します。アダプターを持ち歩く必要があるぶん利便性は一段落ちる印象的です。

FMV、ThinkPad、LAVIEは、いずれも2種類のUSBとHDMIに対応しておりアナログRGBはないが、最近はHDMIを使うケースが多く、使い勝手の差はさほど大きくないです。やや使いにくいのはMacBookで小型のUSB(Type‐C)しかない。USBメモリーを使う場合は、アダプターを用意する必要があります。

◇総評は…
携帯性に優れ、画面サイズや拡張性に不足がないのはFMVの印象で、1㎏を切る軽さと、約17時間の駆動時間を誇ります。これに次ぐのがdynabook。駆動時間では並ぶが、重さが1㎏を若干上回り、画面が小さめである点が劣ります。拡張するためにアタプターが必要なのもやや使い勝手が悪い印象です。ただ画面を回転させればタブレット端末として使える点はFMVにはない魅力的でタッチパネルでの操作ができ、ペン入力にも対応しています。

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ここまで紹介してきたモデルは実勢価格が税込みで20万円を超えるものが大半で、購入のハードルがやや高い印象が拭えないです。

◇安価で性能の良いPCは…
手が届かないユーザーは海外メーカー製の10万円台で購入できるモデルに目を向けたいところです。

「HP Spectre x360」(日本HP)は1・31㎏と重く、駆動時間は約9時間と物足りないものの、1TBのSSDや4K解像度の13・3型ディスプレイなど、ハイスペックな一台です。それでいて実勢価格は税別で18万円を切ります。
他モデルと同等のスペックながら、より低価格なのが「Swift 5」(日本エイサー)だ。1.3㎏と重さはあるが、約13時間駆動し、実勢価格は税込み11万8580円。国内メーカーの半額程度と格安です。

ただどちらも薄型ボディで有線LANやアナログRGB端子は搭載しておらず、それらの端子が必要なら「VAIO S13」(VAIO)も検討に値します。重さは約1㎏で、駆動時間は約10・5時間。突出した特徴はないものの、税込み16万円台という実勢価格も含めてバランスは取れています。

どのコンパクトノートPCも一長一短をそれぞれ備えていますが、自身の中で重要視するポイントを3つくらいに絞り、優先度の高さを決めることで自ずと欲しいPCも絞りられてくるのではないでしょうか?

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