Musio(ミュージオ)って…
アメリカおよび韓国に拠点を置く人工知能開発スタートアップのAKA LLCは、人工知能コミュニケーションロボット「Musio(ミュージオ)」が今年の6月に発売される予定です。
Musio(ミュージオ)
サイズ : 168×85×220mm(幅×奥行き×高さ)、重さは322g
OS : Android 5.0を採用。
CPU :2.5GHzクアッドコアを搭載(最上位モデル)。
ネットワーク : IEEE 802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth LE 4.0、Zigbee。
IoTコントローラとしてArduino互換のAtmega328プロセッサを搭載。
バッテリを内蔵し、充電はMicro USB経由で実施。
印刷されたコードをスキャンすることができる「Sophy」と呼ばれるIoTキーなどと
ペアリングして、一緒に使うことが想定されている。
「Sophy」はBluetooth LE 4.0、CMOSセンサーなどを搭載している。
Musio(ミュージオ)の特徴は?
…
AKAが開発した学習エンジン「Muse」を通して、言語および視覚データを収集しながらユーザーとのコミュニケーション過程を学習し、より多くの対話ができるようになるというタイプのロボットで、主にネイティブな英語学習機能が売りの一つとなっています!
学習型の英語教育ロボットと言ったところでしょうか。
特徴01:気軽なコミュニケーション
Musioの売りの1つが、ナチュラルに会話ができるということ。ユーザーの言ったことを正確にとらえて間をおかずに返事をし、またその話し方もなかなか自然。
特徴02:スマート家電とも連携
アシスタント機能も充実している。単語のスペルを尋ねたら教えてくれ、スマートフォンと連携させれば「そろそろ友達と会う時間」などとスケジュール管理もしてくれる。さらにもう1つ、照明やセンサーなどスマート家電とも連携させることもでき、Musioに「部屋の電気をつけて」などと話しかければ、それらを操作してくれる
特徴03:知能レベルは3レベル
1台で何役もこなすMusioだが、知能レベルは「普通」「スマート」「すごくスマート」の3タイプがあり、それぞれに価格設定が異なる。
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Musio(ミュージオ)の価格帯は…?
一般販売価格は799ドル(72,000円)で2016年6月頃に発売予定です。現在Musio専用サイトで割引価格の599ドルで予約受付中です。
また通販サイトのRAKUNEW.comでは2016年7月以降に出荷予定、100,290円(税込)で予約受付しているそうです!
さらにIndiegogoでは普通タイプ(会話のみ)99ドル(約12,000円)、スマート239ドル(約29,000円)、そしてすごくスマートタイプは549ドル(約66,000円)で申し込みを受付中とのことです。
販売元によって価格帯は異なるようです!
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Musio(ミュージオ)の利用シーンは…?
Musioは英語で日常的にコミュニケーションできるため(英語以外の会話には対応しない)、日本のような非英語圏の子供たちの英語教育にも役立つという印象でしょうか。
ポイントは「会話の内容を記憶して想起すること」と「会話内容から推測を行なえること」にあるというそうです。
またMusioがユーザーの子供の顔を認識したあと、簡単な冗談が言えること、会話の途中で「ラーメン」などの言葉を認識して情報を検索して会話で提示する様子がデモビデオから確認されています。その他事例として、ユーザーが猫を飼っていること、猫は牛乳が好きであること、猫が「ナナ」という名前であることを把握し、そこから三段論法で「ナナは牛乳が好き」と会話を進めることができると確認された。
この機能を使うことで子供たちは楽しく英会話に親しむことができるという新たな遊び相手やパートナーにも近い存在に成り得るかもしれない。
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下記からもMusio(ミュージオ)動画をご覧頂けます。
参照元:engadget