ユーザー好みを判断してあなただけのおすすめを教えてくれるKibiroの特徴とは…
UBICの人工知能KIBITを搭載し、子会社Rappa株式会社が事業化を担当するロボット、Kibiro(キビロ)が2016年5月頃に販売されます。
Kibiro(キビロ)は当面はBtoB向けに販売される予定で、観光地の案内所や飲食店、書店やショッピングセンターで、コンシェルジュのような役割として、自分だけに合ったモノ、メニュー、サービスをピックアップしてくれます。そんなkibiroはユーザーとの毎日のコミュニケーションの中で生み出される情報収集し、自由に記載されたテキスト情報からユーザーの微妙な心の動きを学習します。
類似している他の誰かの参考ではない、
あなただけだけの正解を探してくれる人工知能を搭載したコミュニケーションロボットなのです。
また今年の12月頃に一般家庭向きのBtoC向けて販売される予定で、ロボット好きの子供は待ち通しいところです。
自宅でも、外出先からでも、Kibiroに話しかけることで、SNSなどのデータと連携しあなただけの正解を学び欲しかった情報を探してきてくれます。そんな毎日のコミュニケーション次第でどんどんあなたに近づいてそばに寄り添ってくれるパートナーになってくれそうです。新しい時代の「たまごっち」のような存在になりブームを巻き起こすかもしれません。
元々親会社のUBIC社は訴訟対策や不正調査などの情報解析業務で培った経験をもとに、人の思考や行動を解析する行動情報科学の研究を進め、未来の行動を予測する人工知能(キビット=機微+ビット)を独自開発に成功しています。
KIBITとは、機械学習の一種であるランドスケーピングと、行動情報科学を組み合わせたもので、少量のテキストデータから人間の暗黙知や感覚などを理解できるのが特徴で既に訴訟における証拠調査などで活用されている実績もあります。
人工知能はクラウド側に用意されており常に情報が蓄積・更新され、ロボットはユーザーインタフェースとしてユーザーニーズを汲みとります。そんな人工知能「KIBIT」をKibiro(キビロ)を搭載する未来を予測するロボットが産まれる予定です。
参照先:http://www.rappa.com/robot.html
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価格や用途利用は…
ちなみにソフトバンクが発売しているペッパー自体の単体価格費用は概ね60万円~80万程になるのですが、
小型で可愛らしいKibiro(キビロ)の本体価格は3分の一ぐらいの間くらいを想定していると販売担当者は語っています。
その為価格帯はロボホンよりは高めで約20万~25万円前後くらいが予想されます。
またロボット展示のイベント等でKibiro自身の自己紹介を始め、Kibiroを使ってKIBITがあなただけにおすすめの本を紹介してくれるアプリケーションをご紹介しました。ブースに立ち寄った訪問者は一生懸命に話しかけるKibiroの姿を見て、「かわいい!」「ほしい!」という声をたくさん挙がっていたそうです。
テキスト情報から人間の好みを読み取ることが出来るKibiroは、ジャンルを越えたオススメも簡単にできてしまいます。新しい時代のお店の店員や医療や一般法人での受付や介護分野での活用も予想されます。各分野におけるB2Cサービスの企画・実験を通して、人工知能搭載ロボットKibiroと共にユーザーへの新たな価値の創造に挑戦していくことができる可能性を秘めています。
そんなkibiroの使用シーン動画はこらちらからご覧頂けます。
参照先:http://www.rappa.com/robot.html
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