レスター指揮官の評価は…
レスターは2月2日にプレミアリーグ第24節でリバプールと対戦し、FWジェイミー・ヴァーディが2得点を挙げて2-0と勝利し、悠然と首位をキープ中です!。クラウディオ・ラニエリ監督は強豪撃破に貢献した日本代表FW岡崎慎司らを名指しで激賞して評価しており、選手間の連携を絶賛していた模様です。
ここまでリーグ戦わずか2敗しかしていなかったレスターだが、黒星の1つは敵地での第18節リバプール戦(0-1)だったのだ。ホームに帰ってきた”フォクシーズ”の愛称で知られるレスターは、前半戦のリベンジを果たしており、指揮官は試合後「難敵リバプールとの対戦に恐れはなかったのか?」とインタビュアーに問われると自信満々にこう答えていた。
「ノー。なぜなら、我々はプレーを楽しんでいたからね。自分たちのやり方を貫けば、たとえ試合に負けたとしても重大なことではない。どんなことも起こり得る。我々は最後まで戦い続ける」
この試合、エースのヴァーディが2得点。特に後半15分の1点目は、アルジェリア代表MFリヤド・マフレズのロングパスをダイレクトボレーで豪快に叩きこんだスーパーな一撃だった。これにはイタリア人指揮官も「アンビリーバブルなゴール」と称賛を惜しまない。
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ゴール演出の岡崎ら攻撃陣を最大級の賛辞を述べています。
また、ラニエリ監督は前線の連携面を高く評価。シュートがDFに当たり、コースが変わったという幸運はあったが、結果的にヴァーディの2点目をアシストした形になった岡崎など攻撃陣を、名指しで称賛している。
「(MFダニー・)ドリンクウォーター、ヴァーディ、マフレズ、そして岡崎は、それぞれが動き出す前から互いの動きをよく理解し合っている。とても素晴らしいフィーリングを持っている。これはアンビリーバブルだ」
レスターは2016年に入ってからもリーグ戦は3勝2分と好調をキープしており、昇格2年目の小さなクラブの快進撃はまだまだ止まらなそうな勢いで続いていきそうです。
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マンC撃破に貢献してさらに海外での反応、評価も高めている岡崎慎司選手
岡崎慎司の所属するレスターシティは、6日に行われたプレミアリーグ第25節でマンチェスター・Cに3-1で勝利した。 この活躍に対してイギリス各紙で軒並み高い評価をしています。 そのプレーぶりについて「決してあきらめず、笑顔でプレーしていた。彼の動きは賢く、たくさんのスペースを生み出していた」と相手ボールを追う姿勢や、献身的な動き出しを称賛した。 岡崎の評価はフート、アルジェリア代表MFリヤド・マフレズに次ぐ3位タイの高評価だった。 他にも「ヴァーディの近くでポジションを確立している」とコメント等も添えられ、イングランド代表FWジェイミー・ヴァーディらとともにレスターの攻撃陣に欠かせない存在となったことが証明されていた。 昨季は残留争いを演じ、ラスト9試合から7勝1分1敗と奇跡のプレミア残留を果たしたレスターなのだが、今シーズンはクラウディオ・ラニエリ監督を迎え、開幕から連勝するなど好スタートを切ると、第13節を終えた時点で首位に浮上してます。その後一度は2位に転落したがここまで15勝8分2敗で2位トッテナムと勝ち点5差の首位をキープしている。 この快進撃が今後も続くことを期待したところではあります!
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元英国代表監督が岡崎の価値を力説!
リーグ戦24試合に出場して4得点。これはFWとしては少々寂しい数字で、レスター・シティFW岡崎慎司を純粋にストライカーとして評価するのは難しい状況かもしれない。相棒のジェイミー・バーディが得点を量産していることもあり、もっと岡崎にも得点を取ってほしいと思うサポーターやサッカー関係者もいるだろう。ただ元イングランド代表監督で現在は解説者を務めるグレン・ホドル氏は、岡崎の重要性に気付くべきだと日本代表FWを称賛しているのです!
某英国紙によると、同氏はレスターの守備が他のチームとは違うと指摘しています。
たいていのチームは相手に60%以上のポゼッションを許すと耐え切れずに失点してしまうが、レスターは耐え抜く強さを持っている。同氏はそこに岡崎の重要性が隠れていると語った。
「個人の部分に目を向けると、ジェイミー・バーディ、リヤド・マフレズ、エンゴロ・カンテはスターだ。しかし、岡崎の役割を見過ごしているよ。彼は私欲に走らず、同じ仕事を続けている。ほとんどのチームは守る位置が深くなり、ボールを失う展開が続くと最終的には失点してしまう。しかし、レスターの場合はブロックの選手間の距離が適切なんだ。バーディはすぐに相手センターバックを追いかけ、スペースを与えない。そして 岡崎はバーディーと中盤の選手の間のスペースを完璧に埋めているんだ」と語っています。
同氏の指摘通り、レスターは2月2日から続いたリヴァプール、マンチェスター・シティ、アーセナルの難敵3連戦のすべてで相手にボールを支配されている。それでもレスターはバーディと岡崎が守備に走ることで、相手の攻撃を跳ね返すことに成功した。そこには前線と中盤の間にできるスペースを巧みに消す岡崎の貢献があり、レスターサポーターは岡崎の働きを見逃すべきではない。
アーセナル戦では退場者が出てしまったことで岡崎も不完全燃焼とはなったものの、退場者が出るまではいつも通りの守備でリードを得ていた。岡崎は攻撃の部分では平凡な選手と捉えられているかもしれないが、レスターの守備陣にとって最も頼りになる汗かき役であることは間違いない。
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