ラグビーW杯後のフィーバーぶりについて
ラグビーW杯を通じて、五郎丸選手の存在感は急激に高まった。
プレースキックを蹴る時の中腰の構え、指を立てるポーズは日本でもイギリスでも、
子供も大人もこぞってマネしており、映像が次々にSNSで拡散され話題になってましたね。
また、ラグビーに無縁だったTVの情報番組から女性誌にまで「五郎丸」の活字と写真が次々に踊り、
とある女子高生は「五郎丸さんと結婚したら私の名前はどうなるのかな?」と話して笑い転げていた。
本人はこのような世間のフィーバーぶりをどう思っているのだろうか!?
「我々が求めた事が現実になった。今までラグビー日本代表がこれほど高いものを求められることはなかった。
期待を感じながら、グランドでプレーできるのは嬉しい事です。緊張はない!楽しんでいます。」
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W杯で五郎丸選手の想いと影響とは…
五郎丸選手はW杯の前に「日本がW杯で結果を出したら、日本の社会に強いメッセージが発信できるんじゃないか!」と関係者に向け話していたそうです。
「フィジカルコンタクトのある(体重別の)階級のないスポーツで、日本代表が結果を出す。これはすごいことだと思うんです。」
五郎丸選手は自分がラグビーに打ち込んでいる理由を「一人では出来ない!仲間がいてのスポーツだから」と言う!
「足も速くない、器用でもない僕が日本代表でプレーできるのは、ラグビーが団体競技だからです。ビデオで自分の出ていた試合を見ると、自分の知らないところで、味方のFWが献身的なプレーをして、僕を助けてくれていることがよくある。
僕もそういう仲間の頑張りに応えるプレーをしたい。」
根底にはいつも、ラグビーを通じて恩返しをしたいと言う思いが伺えます。
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昨年11月に初の著書「不動の魂」を出版した際も「ラグビーに恩返しできるなら」という思いで快諾した。
出版後は故郷の福岡市のすべての小中学校と図書館に224冊を寄贈しています。
さらにW杯の出発前に日本代表の選手たちが東日本大震災の被災地支援の為に立ち上げた「SAKURA基金」
に著者印税を全額寄付されているそうです。
本人曰く「ラグビーに生かされた人間の、けじめとしての行動です。」と言っています。
自分が数多くのメディアに取り上げられることについても、
「僕一人フォーカスされるのは望みじゃないけれど、僕をきっかけにしてジャパンと言うチームを、
ラグビーを注目してくれてる人が増えたなら嬉しい事ですから。」
と前向きにとらえているようです。