万能ストライカーの岩崎悠人(いわさきゆうと)とは…
第95回全国高校サッカー選手権が12/30から開幕しますが、今大会は東京五輪世代の逸材が揃うと評判です。今回は将来豊かな選手を紹介します。
大会で注目度ナンバーワンの万能ストライカーの岩崎悠人(いわさきゆうと)選手です。
◇岩崎悠人(いわさきゆうと)選手とは?
50メートル6秒台のスピードと正確なシュート力で、一年の時から注目を集めてきた18歳は今年、さらに大きく飛躍しています。10月に行われたU19アジア選手権の日本代表に選ばれると、全6試合中5試合でピッチに立ち、3ゴールをゲット!日本の初優勝と、5大会ぶりのU20ワールドカップ(W杯)出場権獲得に貢献し、一躍東京五輪のエース候補となっています。
心身共にたくましくなっており、外国勢と戦う中で体の強さを身に付け、複数の選手に囲まれても簡単に倒れなくなりました!
高校では主将を務め、責任感が増して、下級生にも積極的に話しかけるようになり、周りにも気を配るようにして視野が広くなり、味方を使う術を覚えたそうです。これまでは「自分中心だったプレースタイルから、幅が広がった」と胸を張ります。
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身体能力が高く、水泳もすごい実力者…
◇どんな性格なのか? 現在京都橘高校でエースとしてメンバーを引っ張っていく役割を担っている彼ですが、それは幼い頃からもともと持っていた素質だといえます。 試合のときにもあまり緊張したことが無いとインタビューで語っており、素晴らしいメンタルの強さですね。ただ「周りに流されやすい性格」とも彼自身が語っています。
◇身体能力が高い!
小学校からひたすらサッカーに熱中していたのだけでなく、小学3年から5年生まで水泳もやっていて、その間に2回もジュニアオリンピックに出ていたというかなりの運動能力を持った少年だったそうです。さらにそこで筋力バランスが整い、肩甲骨の可動域や、関節の柔らかさなどが培われたそうで、 彼の魅力のずば抜けたスピードと、左右両足から繰り出される強烈なシュートにも活かされています。
また一瞬のスピードはもちろん、トップスピードを維持したまま、正確なボールコントロールでDFラインを突破していく凄みがあります。 それを警戒してリトリートをしても、今度は強烈なミドルシュートが左右両足から飛んでくる。高校NO1ストライカーの名を馳せているだけの事はあります。
◇岩崎悠人選手のプロフィール
高校:京都橘高校
出身:滋賀県
出身中学:彦根中央中学
生年月日:1998年6月11日
身長:171cm
体重:69kg
ポジション:CF/FW
背番号:10番
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◇来季からの所属先は…
来季はJ2京都への加入が決まっており、複数のJクラブから誘いを受けた逸材であり、本人は東京五輪での活躍を見据え、「試合に出るチャンスがある」環境を選んでいます。プロに行く前の目標はズバリ選手権での優勝であるそうで、中ニの時、京都橘が準優勝した第91回大会をテレビで観戦しており、攻撃的なスタイルに憧れて、進学を決めたそうです。
それだけに「絶対に全国制覇する」という想いがあり、高校最後の大会を最高の形で締めくくれるか注目です。
◇高校総体王者の市立船橋との一戦は…
京都橘のU-19日本代表FW岩崎悠人(いわさきゆうと)選手は、 第95回高校サッカー選手権大会1回戦、高校総体王者の市立船橋戦でポスト直撃のシュートを放つなど獅子奮迅の活躍を見せたが、無得点のまま大会が終わりました。五輪世代屈指のストライカーは、ポスト直撃のシュートが惜しかったと報道陣の質問にも「3回選手権に出て、2得点に終わってしまいました。それが、これからの課題だと捉えています」と、得点こそが自らの果たす役割なのだと責任を一層痛感していたそうです。
◇U-20ワールドカップでの飛躍を!
2017年5月には日本にとって10年ぶりとなるU-20ワールドカップが幕を開けます。1年前の選手権では同じU-19日本代表FWのジュビロ磐田所属の小川航基(桐光学園卒)が2度のPK失敗で涙を呑み、その悔しさを糧にして若きアジア王者の一員となっています。小川航基選手と同じく、岩崎悠人選手も悔しさからのを飛躍を期待したいところです。2016年の大晦日が、東京五輪世代屈指の快速ストライカーにとってのリスタート初日となるはずです!
こちらから岩崎悠人選手が躍動する動画が見れます。
引用元:https://youtu.be/KVYbzmrxvNM